Published On Dec 7, 2023
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ガザを巡る情勢は、世界の望みも虚しく、「ハマスが合意に違反した」として、わずか7日間で休戦が終了し、イスラエル軍はガザ全域への攻撃を再開した。そして、もう一つの紛争の地であるウクライナでは、戦況の膠着状態が続いていて、どちらも事態の収束が見通せない状況だ。
アジアに目を移すと先月、約1年ぶりに米中首脳会談が行われたものの、台湾をめぐる議論は平行線を辿り、具体的な『懸念』の解消に向けた道筋は見出せていない。
同時並行的に世界で紛争が起き、『台湾有事』への不安も高まる今、安全をどう保障していくことができるのか?アメリカは中国をどのような存在として捉えていて、どう対中政策を変化させてきたのか?そして、世界経済の焦点であるAIなどのテクノロジー開発は、安全保障とどう関係し、どんな役割を担えるのか?
アジア太平洋や日本の安全保障を専門とする慶應義塾大学の神保謙教授を迎え、世界情勢が大きく変化している中で、日本の「国防」の課題を、落合陽一が真正面から考える。
ゲスト:神保謙(慶應義塾大学総合政策学部・教授 / 公益財団法人国際文化会館・常務理事)
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