Published On Sep 22, 2024
• 【再生リスト】第二次検定-予想問題-2024年(令和6年)
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令和6年度
1級電気工事施工管理技術検定
第2次検定の予想問題
問題2
問題2の出題傾向。
過去13年間の出題パターンから割り出すと
重機での揚重作業/高圧活線近接作業/酸素欠乏症場所での作業/掘削作業/高所作業車での作業
などについての問題が出題される確率が高いと考えられます。
以降の内容は解答例になります。
重機での揚重作業を行うにあたり、労働災害を防止するための一般的な対策を記述する問題の 解答例になります。
解答例①
鋼板を敷設して地盤を安定させるとともに、アウトリガーを最大限に張り出すことで、重機の転倒を防止した。
解答例②
重機の旋回半径内に労働者が立ち入らないよう、立ち入り禁止措置するとともに誘導員を配置し、重機の運転者への合図を行わせた。
高圧活線近接作業を行うにあたり、労働災害を防止するための一般的な対策を記述する問題の 解答例になります。
解答例①
高圧活線近接作業では、労働者に絶縁用保護具を着用させ、近接電路に絶縁用防具を装着して感電災害を防止した。
解答例②
作業前に現地調査を行い、活線部のある現場は立ち入り禁止措置や表示等を行った。また適切な絶縁防具や保護具を検討して施工計画書に反映した。
解答例③
活線部に接近接触する恐れのある場所には、監視人を配置した。
酸素欠乏場所で作業を行うにあたり、労働災害を防止するための一般的な対策を記述する問題の 解答例になります。
解答例①
酸素欠乏危険個所で作業を開始する前に、酸素濃度18パーセント以上となるように換気した。
解答例②
酸素欠乏場所で作業をさせるとき、作業主任者を選任し、その者に酸素濃度硫化水素濃度を測定して異常がないか確認した。
解答例③
立ち入り禁止措置を取り、作業する場合は事前許可制とし、酸素欠乏危険作業の場所に入場する時と退場する時に人員を点検した
解答例④
作業員は特別教育を受けているものであることを確認した。
掘削作業を行うにあたり、労働災害を防止するための一般的な対策を記述する問題の 解答例になります。
解答例①
事前に、作業箇所及びその周辺の地山について、形状、地質、含水、湧水の有無、埋設物等の有無を確認して危険ポイントや立ち入り禁止措置エリアなどを施工計画書に反映した。
解答例②
地山の掘削作業主任者(技能講習修了者)を専任し、作業を直接指揮させた。
解答例③
明り掘り作業で、地山の崩壊又は土石の落下で労働者に危険がある場合は、土止め支保工を設けるようにした。