チャトズ・ランド
Music by Jerry Fielding

監督：マイケル・ウィナー
出演：チャールズ・ブロンソン／ジャック・パランス
　　　リチャード・ベースハート／ジェームズ・ホイットモア
　　　サイモン・オークランド／ラルフ・ウェイト
　　　リチャード・ジョーダン／ヴィクター・フレンチ
　　　ヴァーナ・ハーヴェイ／ウィリアム・ワトソン
　　　ソニア・ランガン

インディアンと白人の混血チャト（チャールズ・ブロンソン）は正当防衛で保安官を殺してしまい、南軍くずれのクィンシー（ジャック・パランス）をリーダーとする追跡隊に追われる羽目になるが、追跡を断念させようと隊をうまく誘導するも居住地を発見され妻は暴行、身内を惨殺されたチャトは報復の反撃に転ずる。

日本で公開されたのは暑い夏、劇場の帰りにこのサントラシングル盤を買って自転車の荷台にくくったのが失敗、日光でレコード盤が無惨に変形して泣きを見た思い出があります。

因みにこの映画は西部劇ですがアメリカではなくマカロニウエスタンのロケ地としてお馴染みスペインの山岳地帯で撮影され、クィンシーらが立ち寄るフッカー兄弟の家は「ウエスタン」(1968)でマクベインの家として使われたものと同じことに気付かれましたでしょうか？
また、曲者ぞろいの豪華出演陣に紛れてフッカー家の末の妹役でチョイ役出演していたのは「妖精たちの森」(1971)のフローラ役で主演していたヴァーナ・ハーヴェイだと後で気づき、胸元を開けた納屋のシーンはちょっと衝撃でした。

この頃は監督ウィナー／主演ブロンソン／音楽フィールディングのトリオが冴えわたっていて迫力の西部劇に大満足！いい時代でした。