【競馬】ベテラン騎手の淘汰ー寄る年波には勝てない

中央競馬・栗東所属の小牧太（こまきふとし）騎手が、地方競馬の騎手試験に合格し、2024年8月1日付で公営兵庫県競馬組合の騎手に復帰することが決まり、競馬マスコミを大いに賑わせました。
地方競馬でキャリアをスタートさせた騎手が、中央競馬を経て地方競馬に復帰するという史上初の事例ですが、その根底には「ベテラン騎手の淘汰」という冷酷な現実がありました。
どんなに熟練した騎手でも、乗る馬がいなければ勝ち星はゲットできませんし、馬に乗り続けるためには武豊騎手や横山典弘騎手のように、歳を取っても結果を出し続けなければいけません。
しかし、人間歳を取れば腕も衰える一方ですし、自分では腕が衰えていないと確信していても、周囲にそのように受け取られたら、騎乗馬を確保できずに勝負の世界から退場を迫られます（せまられます）。
やはり「寄る年波には勝てない」ということでしょう。
今回は小牧太騎手が地方競馬に再移籍を決めた背景を中心に、長年キャリアを積んできたベテラン騎手達が淘汰されていく現実をご紹介しますので、最後までどうかお付き合いください。


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▼目次
0:00 ベテラン騎手の淘汰（とうた）ー寄る年波（よるとしなみ）には勝てない
1:05 小牧太騎手が地方競馬への復帰を決めた理由
3:54 淘汰されたベテラン騎手
9:57 まとめ

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