Published On May 20, 2023
阪急京都線の桂駅から、嵐山を繋ぐ支線、嵐山線。
この駅は、今は桂~嵐山の普通列車が走る単線のローカル線で、本線の特急を引退した6300系が4両編成で、のんびり走っています。
現在の姿からは想像もできないのですが、開業当時は大阪との直通運転を前提とした立体交差の分岐駅桂駅の配線、全線複線、終点嵐山は6面5線を有する櫛型頭端式ホームを持つ大ターミナルとしてデビューしました。
過大な需要予測による贅沢過ぎる支線は、その後の恐慌や太平洋戦争で衰退し、現在の姿に落ち着いています。
今はインバウンドの増加で、平日でも混んでいるのですが、嵐山駅は通常2面1線で運用しています。2線を同時に使うのは春、秋の観光シーズンのみで、通常期はどちらか1線だけが使われているようです。
昨年の6300系の京トレイン引退で、3600系が見れるのはこの線だけとなっています。嵐山線用に改造されていますが、登場から50年近く経っているのにピカピカで、全く古さを感じさせません。さすが阪急です。
普通の阪急電車とは一味違った電車を見に行きませんか?ついでに嵐山観光も。
■ナレーション
VOICEVOX:四国めたん
VOICEVOX:ずんだもん
■音楽
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Eine Kleine Nachtmusik (by Mozart)
Theme for a One-Handed Piano Concerto (Sir Cubworth)
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