いつもご視聴いただき、ありがとうございます。
今回は、ダンテ・アリギエーリ作 神曲 のあらすじを、作品の背景などに触れつつ、解説しています。

神曲 は地獄や天国などの霊界を描いたことで知られていますが、その本を実際に呼んだことがある人は少ないと思います。
ダンテ自身、後半生を費やして書いた作品であり、かなりのボリュームがありますし、キリスト教がベースにない私たち日本人にとっては難解な部分も多いです。

そのため、ここではそういった難しい部分は端折っていますので、キリスト教が考える地獄や天国ってこんな感じなのかー、という感じで見てもらえればと思います。

動画ではちょっとしか触れられなかったのですが、特に前半、作中ではダンテ自身を非常になさけない人物として描いています。その反面、自分の政敵や時には身内ですらも容赦なく地獄に落としている、そのギャップも興味深いです。
（動画でもお話しした家庭教師、ブルネット・ラディーノも、（おそらく）男色家であったという理由で、地獄に落ちています）

このようにキリスト教の高い意識と個人的な恨みなどがごちゃ混ぜになりながらも、偉大な文学作品へと昇華しているのがとても印象的な作品です。

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チャプターリスト（目次）
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00:00 オープニング
01:55 動画のトピック
02:29 神曲 の概要
05:56 作者ダンテの生涯と、神曲 に影響を与えた2つの挫折
11:00 神曲 のあらすじ
11:00地獄
18:37 煉獄
23:48 天国
27:24 まとめ
28:12 『神曲』のおすすめの本
29:42 エンディング

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