【レスコハウス】坪90万の予算ならコンクリート住宅!高い耐久性で災害にも強い #1
ハウスメーカー社長 近藤のぶっちゃけ話 ハウスメーカー社長 近藤のぶっちゃけ話
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 Published On Feb 25, 2021

今回は『坪90万円ならコンクリート住宅!』というテーマです。
木造もしくは軽量鉄骨造の住宅と比較して、コンクリート造の住宅はどのようなメリットがあるのか、詳しく解説する第1回目の動画です。

▼コンクリート住宅も手掛けるヒノキヤグループ
我々ヒノキヤグループは木造中心の会社で圧倒的に木造住宅が多いわけですが、その社長がコンクリート住宅を勧めるというのはかなり問題発言かなとも思うのですが(笑)。実は我々グループで木造住宅とコンクリート住宅も手がけているという、めずらしい会社です。多分こういう会社は、日本にほとんどないのではないかと思います。木造とコンクリート、ある意味対極にある構造の住宅で、両方を知っているプロはあまり多くないと思います。今回はそういう観点からコンクリート住宅のお話をします。

▼木造住宅とコンクリート住宅の予算イメージ
我々が中心に行なっている木造住宅は、桧家住宅で大体坪60万円前後。そしてパパまるハウスでは坪50万円前後です。それに対して、コンクリート住宅のレスコハウスは坪90万円以上です。例えば35坪の住宅を建てるとすると、桧家住宅と比べ1千万円以上の差が出ますので、そのくらいの予算がある方限定で聞いていただければと思います。

1坪90万円というと、大手プレハブメーカーがほぼこの価格帯です。そしてそのほとんどの会社では構造が軽量鉄骨造です。軽量鉄骨とコンクリートで価格が同じとして、どちらがいいですか?ということになると、多分プロに聞けば9割9分の方がコンクリートをおすすめされると思います。では、なぜコンクリート住宅が良いのか話していきます。

▼コンクリート住宅の一般的なイメージ
皆さんコンクリートの建物って、どんな建物を想像しますか?身近な建物だと学校、市役所とか区役所、それから一番身近なものはマンションではないでしょうか。災害時の避難所になる建物も鉄筋コンクリートというケースが大半だと思います。こういった建物がなぜ、コンクリートで作られているかということを考えていただきたいです。

賃貸住宅を探した経験がある方は、たくさんいらっしゃると思います。その時にマンションにするかアパートにするか?ということを悩んだ経験はないでしょうか。アパートというのは家賃は安いけれど、見た目が安普請だったり、音漏れの心配、夏は暑くて冬は寒そう・・・。そんなイメージがあるのではないかと思います。一方、マンションは頑丈で安全、防犯性が高く、音の問題もなさそうで、かつ快適。ただ、やはり家賃がちょっと高いイメージですよね。

このアパートとマンションの定義、実は明確にはありません。ネットなどで検索してみると、アパートは木造か軽量鉄骨。そしてマンションは鉄筋コンクリート造で、この構造の違いなんです。では皆さん、家賃が同じだったらどちらを選びますか?多分、アパートを選ぶという方はいないと思うんですよね。ただ、実際はマンションの方がどうしても家賃が高くなります。それは何故かというと、やはり建築のコストが高いということが最大の理由です。

▼なぜ、坪90万ならコンクリート住宅なのか?
今回、なぜ私が坪90万ならコンクリート住宅をおすすめするのか、理由は二つあります。
一つは長持ちするということ、そしてもう一つは災害に強いこと。この2点に尽きると思います。具体的にその2点についてご説明します。

【理由1:長持ちするコンクリート住宅】
法定耐用年数という言葉をご存知でしょうか?ちょっと難しい言葉ですが、法律で定めた耐用年数で、国が定めた税務上の資産価値がゼロになる期間を示しています。具体的に構造別に決められており、例えば木造であれば22年と決められています。軽量鉄骨造は27年です。それに対してコンクリート造は47年と、木造の2倍以上、軽量鉄骨と比べてもかなり長い期間が決められています。

これは税務上の数値で、普通に個人で住宅を買って住んでいる分には、あまり影響がない数値です。また、実際その期間しか使えないというわけではありません。実際、もっと長く使ってる木造住宅もたくさんあります。
法定耐用年数は、国が構造の特性を考えて、その耐久性や強度をもとに決めています。

皆さんに関係するという点では、自分が住んでいる住宅を中古住宅として売却する時です。買う方が住宅ローンを利用して中古住宅を買う場合に、その法定耐用年数の残り期間、例えば築20年で家を売ろうとしたとき、木造ではもうあと2年しか残ってない。軽量鉄骨でも7年しか残っていません。この残っている期間しか住宅ローンがつかないというケースが一般的です。コンクリート住宅であれば、あと27年残っていますので長い住宅ローンで中古の住宅も売れるということを、ぜひ知っていただければと思います。

【理由2:災害に強いコンクリート住宅】
これは圧倒的に違いがあると思っています。皆さん耐震3等級という言葉を聞いたことがあると思います。耐震3等級というのは建築基準法の1.5倍の強度を示しています。木造や軽量鉄骨造の場合には、耐震3等級で建てるのが一般的で、当社も同様です。この耐震3等級という言葉は、例えば木造同士、軽量鉄骨同士など同じ構造の中で比較するには意味がある数字です。

しかし、耐震3等級がすべての構造の中で一番強いことを示しているかというとそうではありません。この点はちょっと誤解している方も結構いらっしゃるので注意してください。2016年の熊本地震では、耐震3等級の住宅であっても、もちろん軽量鉄骨造の住宅であっても、全損という被害が出ています。

では、例えば軽量鉄骨造・耐震3等級の建物と、コンクリート造・耐震1等級の建物はどちらが強いか?というと、比較にならないほどコンクリート造の方が強い、と思ってもらって間違いないと思います。なぜ私がそこまで自信を持って言えるのかというと、熊本地震の時に被害が大きかった益城町の辺りに約30棟の鉄筋コンクリート造の建物があるのですが、それらの建物すべてが被害ゼロだったからです。ガラス一枚も割れていません。実際に私も現地に行ってみたのですが、周りの建物がひどい中で、築30年以上のコンクリート住宅がポツンと何事もなかったように立っている姿が非常に印象的でした。

築30年超の建物ですから、当然いまの建築基準法とは違い、もちろん耐震3等級などもありません。ですから、当時の建築基準法で作られた建物であっても全く問題なく災害を乗り越えたというところが、やはり構造的な強さなのだろうと思います。

▼地震だけでなく台風といった災害にも強い
また2019年、千葉県を大きな台風が襲いました。私も現地に行きましたが、木造住宅や軽量鉄骨の住宅に非常に大きな被害がありました。特に屋根が飛ばされてしまったり、飛来物で壁や窓ガラスを割り、そこから風が入り込んで、中から屋根を吹き飛ばすといった、考えられないような被害も随所にありました。木造や軽量鉄骨造は外壁が軽いものを使いますので、重たい物が飛んできた時どうしても被害を受けやすくなります。

一方、千葉にある我々レスコハウスの鉄筋コンクリートの建物は、全く被害もなくこのように立っています。鉄筋コンクリート住宅は、屋根も壁もコンクリートなので、何か物が飛んできてもコンクリートの壁を突き破るのはまず考えられません。したがって屋根が飛ばされることもないし、壁に穴が開くこともないのです。ちなみに、レスコハウスは千葉県内に2,895棟の家をお引渡ししているのですが、構造躯体の被害は今回の台風でもゼロでした。

▼災害の多い日本だからこそ、コンクリート住宅をおすすめ
このように、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本の地震、千葉の台風と数年おきに大きな災害が日本を襲っているわけです。その時でもコンクリート住宅って、ほとんど被害がゼロなんです。一方で、木造や軽量鉄骨造は何らかの被害を受けています。そういった日本の状況を考えると、やはり災害に強い住宅という意味では鉄筋コンクリート住宅の右に出るものはないと考えられますし、国が認めた耐久性の長さも非常に重要なことだと思います。

次回は、なぜコンクリート住宅はそんなに強いのか?ということについて話をして行こうと思います。

【このチャンネルについて】
ヒノキヤグループの膨大なデータから、家づくりに役立つ情報を社長自ら定期的に発信していきます。是非チャンネル登録の上、次回以降もご視聴ください。

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#レスコハウス #コンクリート造 #ヒノキヤ

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