令和6年 中央区日本橋<小舟町・八雲神社>天王祭 大神輿=渡御・宮入(堀留公園内 御仮屋)
太田裕 太田裕
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 Published On Sep 19, 2024

まつり巡行記<申>2024年9月15日 四年毎の本祭
「神田明神ある摂社の一つ 」で祭礼を小舟町で斎行されるようになったのは江戸時代初期から。堀留児童公園に御仮屋が建てられ神輿が渡御される。往古には牛頭天王社と称し祇園三社(江戸神社=一之宮 大伝馬町八雲神社=二之宮 小舟町八雲神社=三之宮)の一つで大宝二年(702年)の鎮座と伝えられる地主神です。江戸城吹上御苑に鎮座されていたものが元和年間に江戸城修築の折、神田明神とともに現在地(湯島)に遷座され明治維新のときに八雲神社と改称されました。

小舟町が生まれてから300年の節目を祝う今回の特別な小舟町天王祭で大神輿を日本橋から御仮屋まで渡御させ、また神輿に向かって多くの団扇をおひねり替わりに投げられる所作が再現されました(団扇天王となる所以)

昭和7年(1932年)建造、後藤直光作の台輪三尺七寸(112cm)浅草宮本卯之助商店により平成の大修復  延神社型屋根(扇垂木)・角台輪 四方唐戸・四方階・二重勾欄(腰枡)堂嵌・正面東西に十二支・後正面に松竹梅菊。現在、東京にあるお神輿の中でも、八重洲一丁目東町会の通称「檜物町御神輿」や、魚河岸水神社の大神輿、築地波除神社の大神輿などとともにおそらくは五本の指に入るであろう、傑作中の傑作として知られています。

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