小野小町ゆかりの寺・隨心院の魅力(前編)
大本山隨心院 大本山隨心院
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 Published On Dec 17, 2020

随心院の魅力をまとめた映像です。空から望む広大な境内地や史跡の数々をどうぞご覧ください。

大本山 隨心院とは

当山は、真言宗善通寺派の大本山であり、弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海僧正の開基にして、一条天皇の正歴二年(西暦991年)奏請して、この地を賜り一寺を建立されました。
 古くは牛皮山曼荼羅寺と称されました。

仁海僧正一夜の夢に、
亡き母が牛に生まれ変わっていることを見て、
その牛を鳥羽のあたりに尋ね求めて、飼養しましたが、
日なくして死に、悲しんでその牛の皮に両界曼荼羅の尊像を画き
本尊にしたことに因んでいます。


 牛尾山は仁海僧正が牛の尾を山上に埋めて、菩堤を弔ったと伝えられています。又、仁海僧正は深く宮中の御帰依を受け、勅命により、神泉苑(京都御池大宮西)に請雨の法を九回もおこない、その度に霊験にあって雨が降ったので、雨僧正とも称されました。
 その後、第五世、増俊阿闍梨の時に、曼荼羅寺の子房として、隨心院を建立し、ついで第七世、親厳大僧正が、寛喜元年(西暦1229年)後堀河天皇より、門跡の宣旨を賜り、以来隨心院門跡と称されています。
 堂舎も次第に整備され、七堂伽藍は壮美を誇っていましたが、承久應仁の兵乱にあってことごとく灰となってしまいました。
その後、慶長四年(西暦1599年)に本堂が再建され、以後九条二条両宮家より門跡が入山し、両宮家の由緒をもって寄進再建されました。

HP:http://www.zuishinin.or.jp/

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