Published On Aug 17, 2023
レゲエベーシストShimoが、Hohner(ホーナー)製のヘッドレスベースB2Aをリハーサルスタジオで音出ししてみました。
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このベースについて
最近Ibanezの5弦ヘッドレスを手放して手に入れた
Hohner(ホーナー)のヘッドレスベース『B2A』。
Hohnerといえばドイツのハーモニカメーカー。
ヘッドレスベース本家のSteinberger(スタインバーガー)が生産終了になってから、
HohnerがSteinbergerから許可を得て80年代に作っていた楽器のようです。
つまり、オフィシャルで作っていた模倣品ということ。
ライブ前にふと立ち寄った中古楽器屋さんでめちゃくちゃ安く売られていて、
試奏してみたら「何これめちゃくちゃいいじゃん」ということで、
そのとき持っていたアイバニーズと引き換えに購入。
しっかりお釣りももどってきた笑
ロングスケールかつ極太ネックなので、コンパクトボディでも鳴りがとても豊か、サスティーンも抜群。
弦はラウンドワウンドが張ってあることも手伝って、輪郭はハッキリ。
フェンダーのベースのピックアップに比べて弦を縦振動させたときのリアクションは薄いけど、
その分どんな奏法でもムラなく安定した音が鳴ってくれる。
そして、この『B2A』の大きな特徴はアクティブ仕様なところ。
アクティブ楽器が苦手な私。Ibanezのヘッドレスもいつもパッシブで使っていて、
今回『B2A』を楽器屋で試奏したときもパッシブでしか弾かなかった。
しかし、購入して気付いたのは『B2A』はアクティブがめちゃくちゃ良いということ。
何が良いって、最近のアクティブ楽器の複雑な仕組みとは違い、アクティブのコントロールは「ベース」と「トレブル」のみと使いやすい。
そして、その効き方なんとも言えず心地よいのです。
「ベース」を上げると、締まりのある良い低音が前に出てくる。
そして「トレブル」を下げても、音のコシは消えず、音程感はなくならない。
Robbie ShakespeareやDerrick Barnett、Lloyd Parksなど、80年代のReggae Bassの音がする…たまりません。
#ヘッドレスベース #Reggae #レゲエ
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今回の動画の文字起こし
Hohner製のヘッドレスベース「B2A」をスタジオで音出ししてみました。
アンプの設定は…
楽器本体の出力が大きいのでアンプのゲインは8時くらい
イコライザーは、ベースをフラットからややブースト
ミッドはほとんどカット
ハイはフラットから半分くらいカットという設定
B2Aの音は輪郭がはっきりしているので、こんな設定にしてもしっかり抜けます
まずはパッシヴで弾いてみます。ベース本体の設定は
フロントピックアップのボリュームがMAX
リアピックアップのボリュームが6くらい
パッシヴだとトーンが一切効きません
レゲエベースの丸い音を作りたい場合
アンプ側で音を作る必要があります。
高音弦まで太い音が出るところが
この楽器の素敵なところ
ミュートしながら親指で弾いてもいい感じのサウンド
低音がDEEPになってSWINGしやすくなるのでSKAと相性抜群!
ROCKSTEADYも気持ちいい♪
ちなみにこの楽器、慣れるまではかなり弾きづらかったけど、今は大丈夫。ストラップを少し低めにしたら弾きやすくなりました。
Soul Syndicate / Mariwana♪
こういうタイトなベースラインでも心地よいレスポンスの速さ
コンパクトボディだけど極太ネック&ロングスケールでしっかり鳴ってくれます
ここからはスイッチを入れてアクティブで弾いてみます。
アクティブにするとベースとトレブルをコントロールできるようになります
ベース10・トレブル0という設定にしていたので物凄いパワー…
ベースとボリュームをいじって歪まない音を目指します
せっかくアクティブで使うなら
しっかり楽器側のプリアンプの機能を活かしたい
という考え方で
プリアンプでベースをできるだけ上げてボリュームを絞るという調整をしてみます
悪戦苦闘の末、なんとか歪まない音に整いました。
スマホカメラのマイクでは拾えないほど時空が歪むような低音に包まれてます笑
ここまで低音を出すならやっぱりダンスホールレゲエとか!
ON-U SOUND系のブリブリな曲とか!
しかし、実際のところは
パッシブでも十分いい音が出せる!
ということがおわかりいただけたでしょうか?
とにかく、大変良い楽器です。
ということで、ご視聴ありがとうございました!
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