2018年1月撮影。今も現役！　手動ドアの旧型客車　急行列車。
　台湾では西部に新幹線が開業しましたが、在来線では特急（自強号）補完して急行に相当する莒光（きょこう）号が活躍中。それも機関車牽引の客車列車で、風情があります。

　日本では、新幹線が開通すると並行在来線の優等列車は姿を消していきますが、台湾では新幹線沿いの西部に人口が集中しており、今も在来線の特急（自強号）や急行（莒光号）も乗客は多く、大活躍しています。（新幹線より在来線の味のある列車好きな私にはうれしい鉄道事情です！）

　車内は旧日本国鉄のグリーン車にとてもよく似たシート・足置き台。やはり旧日本国鉄20系ブルトレに似た行先表示機。最新の電車にはないゆったりと落ち着いた加減速。車窓には豊かな台湾の風景・・・。そんな穏やかな空間で、安価で旨い台湾の駅前食堂で買い求めた「台湾小菜（おつまみ）」と「台湾啤酒（ビール）」を楽しむ旅。最高の贅沢です・・・。

2018年現役！ですが、南廻線の電化工事が進捗中で、この手動ドア客レも数年内には全廃されると推測されます・・・。