伊藤比呂美 たどたどしく声に出す親鸞
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 Published On May 8, 2012

2012年4月20日収録

『たどたどしく声に出して読む歎異抄』(ぷねうま舎刊)刊行記念

伊藤比呂美 たどたどしく声に出す親鸞

詩人が、その感性と文体のすべてを注いだ口語訳。声に出された口語の念仏が、風にまじる口笛のように心に沁みとおります。

◆伊藤比呂美(いとう・ひろみ)
1955年生まれ。詩人、小説家、エッセイスト、翻訳家。東京都立竹早高等学校、青山学院大学文学部日本文学科卒業。1978年『草木の空』でデビュー、以降、『姫』『青梅』『テリトリー論Ⅱ/Ⅰ』、1985年『良いおっぱい悪いおっぱい』、1999年小説『ラニーニャ』、2007年『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』で説教節と現代詩の融合など、新たな表現を切り開き続けている。

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