JR北海道　札幌駅

旅客列車　合図器（ベル）による出発指示合図
ワンマン回送列車　出発信号機付近に設置の合図器による出発合図（ブザー）　
回送列車（入換）なし

発着するすべての旅客列車に対し駅員が出発指示合図を掲出する。

出発指示合図
1番線　0:06
2番線　未撮影
3番線　0:37
4番線　2:03(トワイライトエクスプレス)
　　　 2:57(カシオペア)
5番線　4:28
6番線　5:22
7番線　7:17
8番線　7:57
9番線　9:09
　　　 10:00(711系)
10番線 11:13

登場車両
711系　721系　789系 キハ183系　24系　E26系　

雑感
北海道一の巨大駅ということもあり、すべての旅客列車に対し駅員が合図を出す。道内で出発指示合図を出す駅は札幌駅のみ、駅員が合図を出す駅も函館(優等列車のみ客終)とここ札幌駅だけとなっている。
札幌駅の指示合図はホーム柱に取り付けられているチリリリリと言うベルが鳴る行灯型の合図器によって出されている。この型の合図器は札幌駅の他に岩見沢駅でしか見たことが無い(現在未使用)ので、北海道オリジナルの型のようだ。昔は岩見沢駅の他にも行灯型合図器で指示合図を出している駅があったのかもしれない。
客車列車やカーブしている9番線発の列車など、車掌から列車全体が見渡せない場合は駅員が閉扉後に手をぐるぐる回すか手旗、カンテラを振り回して発車オーライの合図を送る。この合図を確認後に車掌が運転士に対し出発合図を送っているようであったが、駅員の発車オーライの動作が正式な合図なのかは不明である。

博多、名古屋駅などと同じように入換を除く回送列車には出発信号機付近に設置の出発合図器から出発合図が掲出される。
訪問時には入換の回送列車しか見ることができなかったので出発合図を撮影することはできなかった。
客車列車の札幌運転所回送時には出発合図器を使用して機関士に出発合図を送るのか、一般的な方法の車掌が無線で出発合図を送るのかは不明である。仮に出発合図器で機関士に合図を出しているとしたら、まさに国鉄時代のような相当貴重な光景を御目にかかれたのかもしれないが、残念ながら未観察なのが心残りだ。

711系普通列車の発車扱い以外2015年2月撮影