おじいちゃん風太にまた双子 千葉市動物公園、赤ちゃんラッシュ
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 Published On Sep 2, 2010

愛らしい立ち姿で人気を集める千葉市動物公園のレッサーパンダ・風太にこの夏、2年ぶりに4組目の双子が誕生した。コツメカワウソやヤギにも赤ちゃんが生まれ、同動物公園はこの夏、ちょっとした出産ラッシュだ。風太の子どもたちは当面、屋内の巣箱で育てられ、9月中には公開される予定。父親のように立派な立ち姿をみせてくれる日も、そう遠くないかもしれない。

 風太とチィチィの間に生まれた2頭は、7月2日午後11時50分ごろから3日午午前0時半ごろにかけて相次ぎ生まれた。性別はまだはっきりしないが、2頭ともオスではないかと同動物園はみている。

 外見はもうすっかり両親に似てきたが、人間の赤ちゃんのようにお乳を飲んでは寝ることを繰り返す毎日。後ろ足のかかとをしっかり地面につけて立つことができる父親と違って、2頭はまだ歩くこともできないが、順調な成長ぶり。公開されるまでは巣箱の中の様子をレッサーパンダ舎につけられたモニターで見ることができる。

 山口県周南市の徳山動物園にいる娘・風花が今年6月に子どもを産み、おじいちゃんになったばかりの風太。暑さにもめげずにしばしば立ち上がり、訪れる親子連れを楽しませていた。

 千葉市動物公園では、コツメカワウソのポンタとチーコの間にも7月16日に四つ子の赤ちゃんが誕生。こちらは雄雌2頭ずつ。今年盛り上がったサッカー杯で4強に残った国の首都にちなんで「マドリー」「アムス」「モンテ」「ベル」と名づけられた。

 基本的に一頭で行動するレッサーパンダと違って、カワウソの親は子ども思いで知られ、ポンタも巣箱にいる子どもたちを離さないため、愛らしい四つ子が公開されるまでにはもう少し時間がかかりそうだ。

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