6月の「濃霧決戦」における、ギミック確認用の貫パーティ5TKパターンです。
あくまでギミックへの検討用のパターンなので、最短でもなければ最適でもありません。
むしろシールドブレイクのために通常攻撃を挟んでたりします。なのでメインは下記の解説になります。

概要：
このボスは見た目は初回の濃霧決戦に出現したカブトブシに似ていますが、同じく取り巻きに
ミノムシを一人連れている他はほぼ別物です。
よって、まずミノムシとカブトブシに分けて対策をするとよいと思います。

ミノムシ：
味方への攻撃面と防御面を強化する2種のシールドを持ち、かつ味方への防御バフ・プロテクトの
上昇スキルを持っているので、なるべく早く倒したい敵です。
また、シールドブレイク効果に「味方全体の命中とプロテクトを100%減少させる」と言う効果が
あり、このブレイク条件は「スペシャルスキル5回」となっています。そのため、最初のターンは
Sスキルをこのミノムシに5人で当て、このブレイク効果を誘発するとボスのプロテクトと命中が
低下し、戦いやすくなります。

なお、ミノムシには即死が有効なので、ブルーゼがいるとこのミノムシにデスアローを当てて
即座に除去することができます。
つまり、ミノムシでボスを最大限弱体化しつつダメージをボスに与えたい、と言う場合は、
「Sスキルをミノムシにぶち込む→デスアローでさっさと倒す」というのが有効です。
ブルーゼが最速で動くようにしておき、初手で倒すと良いと思います。

カブトブシ：
このボスは「孤独の成り果て」と言うスキルを持ち、これによってお供のミノムシがいなくなると
プロテクトが80%減少・命中が50%減少します。上記のミノムシのシールドブレイク効果と
合わせてプロテクトを完全に無効化するとともに、命中値も極限まで下げることで、
「九死破斬」等の攻撃デバフ付き攻撃の脅威も取り除けます。

また、シールド効果として「味方の物理防御力と魔法防御力を50%上昇させる」というものが
あります。これの解除条件は威力C以下の攻撃7回となっており、このパーティでは通常攻撃を
挟むことで4ターン目にこれをブレイクしています。
ブレイクした結果、ブレイク前の3ターン目とブレイク後の5ターン目ではダメージ量がかなり
変わっています。これはつまり、何らかの手段を用いて威力C以下の攻撃を1ターンに複数回
叩き込めれば、1~2ターン目でボスの防御をボロキレにできるかもしれない、ということです。
しかし威力C以下の攻撃を1手で7回以上叩き込める攻撃と言うのは、オオエノミヤの「鬼神八相」や
フェルクリンゲンの「フラストレーション」など、非常に限られたスキルになっています。
ついでにそれらは初期レイヤーであるため、果たしてパーティに編成してダメージ効率を
保ったままリターンが得られるのか？と言う点に関して疑問符が付きます。