網膜現像(もうまくげんぞう)本編 原作:小酒井不木 協力:堤幸彦 監督:藤原知之 出演:市野倖大、西川千雅、秋田卓郎、藤夏ゆかり、菅沼翔也 ほか
愛知県蟹江町役場 愛知県蟹江町役場
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 Published On Mar 26, 2022

現在蟹江町では、町出身の探偵小説家・小酒井不木の再興事業として、昨年よりその作品の映像化に取り組んでいます。
 今回は前2作「死体蝋燭(2019)」、「安死術(2020)」に引き続き、医学者でもあった不木ならではの、空想科学的な題材をテーマとした作品「網膜現像」をショートムービーとして蘇らせました。昭和4年に発表されたこの作品の着想・テーマは不木以降、太宰治や松本清張、手塚治虫など多くの後進作家たちにも取り上げられており、不木の先進性を表す象徴的な作品となっています。

〇「網膜現像」のあらすじ
 とある女性の絞殺事件の捜査に当たっていた小原刑事は捜査に行き詰まり、突破口を見出すべく法医学者・鳥井博士に助力を求める。鳥井は悩みながらも以前より構想・研究していた未完成の新技術「網膜現像」を駆使して容疑者・山木と対峙する。その結果、事件はいったん解決したかに思われたが...。

小酒井不木(こさかいふぼく)(1890-1929)
明治23(1890)年10月8日生。光次(みつじ)と命名される。
愛知県海東郡新蟹江村(現:海部郡蟹江町)の村長を務めた小酒井半兵衛の長男。
探偵小説家・医学博士・俳人など、幅広い分野で偉大な功績を残した郷土を代表する文化人。
探偵小説の草分け的な存在として、江戸川乱歩をはじめ後輩の育成に尽力。
昭和4(1929)年4月1日、急性肺炎により38歳の若さで逝去。

小酒井不木の生涯(広報2020年3月号より抜粋)https://www.town.kanie.aichi.jp/img/p...

#ミステリー #探偵小説 #ショートフィルム #TRICK

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