Published On Jun 25, 2023
大分県中津市
大分県指定無形民俗文化財「中津祇園」
中津神社(上祇園)令和5年度二番車 新博多町踊車
令和5年(2023)6月25日(日)
7月27日(木)からの中津祇園を前に、中津市歴史博物館「なかはく」における祇園車の展示が始まりました。
7月23日(日)までの展示予定です。
https://nakatsu-gion.com
++++++++ 豊前国に分布する芸能舞台付きの「だんじり」++++++++
・舞台の上で芸能を披露する
・大人数で曳き回す
かつて、この2つの特性を持った「だんじり」が江戸期の大坂三郷で多数見られたといいます。
しかし、このような「だんじり」は、いつしか近畿圏の祭から徐々に姿を消し、曳行と彫物に特化した「だんじり」へと変化していきました。
一方で、御神輿と作り物の車が中心だった中津祇園(大分県中津市)では、1683年、栄華を好む中津藩主が大坂に祇園車を注文して、中津城下の代表であった豊後町に与え、後に各町が舞台付きの踊車を出すようになりました。
それが現在の中津祇園の基礎となった他、豊前地域一帯の曳車の出る各祭にも影響を及ぼしました。
豊前国における祇園車(踊車)は、江戸期の大坂型地車(だんじり)今に伝える、貴重な曳車と表現してもよいかもしれません。
参考:森田玲「日本だんじり文化論」(創元社)
https://www.amazon.co.jp/dp/4422230433/
• 『日本だんじり文化論』発売記念ライブ(森田玲 ✕ 植木陽史)
=======================================================================
【中津祇園や折屋根曳車を面白い!と思った方は、チャンネル登録をお願いしますm(_ _)m】
/ @oriyane
#中津祇園
#芸能だんじり
#だんじり囃子
Voiced by https://CoeFont.studio