安蔵寺山(島根県益田市)
にちあさ登山部活動日記 にちあさ登山部活動日記
381 subscribers
208 views
8

 Published On Jan 12, 2024

〇山を選ぶ
11月末に、これまでの人生で最大のプロジェクトが無事終了。後始末がひと段落したところで、久しぶりに晴れ晴れとした気分で山歩き。今日は山友さんに誘っていただき、安蔵寺山へ。奥谷ルート、安蔵寺トンネルルートは行ったことがあるので、今日は行ったことのない高尻ルートでいくことにした。

〇駐車地
七日市からキャンプ場のゴギの里へ。そこまでは広々としたアクセス道だ・・・が、ゴギの里から林道をさらに車で上がると・・・道幅は十分に広いけど、落ち葉とえぐれた林道で、車高の低いエスティマでは腹を擦らないか緊張しながらのアクセスだった。約6分で無事登山口に到着。

〇急登
登山口のお地蔵さんに手を合わせ、さっそく登山開始する。0m起点の標識からスタートする。いきなり急登が始まるが、登山道は荒れた様子もなくとてもきれいだ。大プロジェクトを終え、晴れ晴れとした気持ちで登る山は何とも言えず最高の気分だ。急登で心拍数が上がるのすらも楽しめる感じがする。

ところでこの週末は12月にしては気温が高く、登山口でも20℃くらいあったかもしれない。10月くらいの装いでOKな気持ち良い気候だった。しばらく続く急登を行く。起点から500mの標識を過ぎてさらに進む。

〇主尾根
30分ほど登ると急登はひと段落し、主尾根になる。ここから木々の間から山並みを眺めながらの尾根歩きになる。

少し進むと「950m廻り岩」の標識。大岩を巻いて左右にルートが分かれているとのことだ。行きは左にまいて進んでみる。登り道からはわかなかったが、巨大な岩だ。

さらに進むと避難小屋に到着する。三角形のトタンの小屋だ。ここでしばらく休憩する。

この先はブナの林になる。巨木はないが、ブナのフォルムには見とれてしまう。

〇展望
1500mの標識を過ぎると高い木々が少なくなり、背後に展望が開けてくる。赤土山、香仙原、その向こうに青野山に十種ヶ峰、左のほうには小五郎山、吉和冠山も眺めることができる。

さらに進むと木々はさらに少なくなり、腰の高さの笹や草本が主になり、正面に安蔵寺山の展望所を見ながら、開けた景色を楽しむことができる。今日は天気も良く、秋晴れのような空模様で心地よい景色を楽しむことができた。

奥谷やトンネルからのルートから来ると山頂を踏んだ後、最後に開けた展望所に感動するところだが、このルートは絶景を楽しみながら登る、全く趣の違うルートになる。このルートは急登がきついが、景色を楽しむには最高のルートだろう。

十分に眺めを楽しんだから、展望所からの眺めのありがたみは薄いが、やはりここからの眺めは最高だ。

〇山頂と山メシ
展望所から5分少々で山頂に到着する。展望所からの眺めほど開けてないが、小五郎山周辺を正面に見る眺めはすばらしい。

今日は手軽に冷凍食品の「ニラ焼き餅」と総菜の「高菜おむすび」を持ってきた。山の上でニラの匂いはパワーをもらえる感じがする。

安蔵寺観音にお参りして、元来た道で下山する。

show more

Share/Embed