アマテラスは男神だった!神社伝承と史料で紐解く日本古代史
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 Published On Aug 3, 2024

こんにちは、むらくも歴史チャンネルです。

現代の学校で習わないのが、アマテラスやスサノオなど、日本の始まりに係る神話です。
それでも、一般にアマテラスといえば、誰もが女神をイメージするのではないでしょうか。

歴史書にも太陽神として神話に登場する有名な女神で、伊勢神宮のご祭神としても有名です。

■アマテラスとは

古事記でアマテラスは、天照大御神という名前で登場します。

日本書紀は天照大神、また、大日孁貴神(オオヒルメノムチ)という別名で登場します。

神社では、天照皇大神(アマテラススメオオカミ)、皇大御神(スメオオミカミ)という名前でも祀られています。

■過去にもあった男神説

江戸時代には荻生徂徠、山片蟠桃などに天照大神の男神説が数多く主張されており、明治以降も津田左右吉、宝賀寿男などに男神説が見られます。

■天照大神は男神説

①神道において、男神は陽で女神は陰であり、太陽神である天照大神は、男神。

②アマテラスの原型は全国各地で祀られていたアマテル神であり、その多くは男神。

③『新撰姓氏録』などの史料に、女性を始祖とする氏族が一つも記載されていない。

たしかにそうなんですが、もう少し確実な証拠がほしいところです。

ということで、原田常治説を元にしたアマテラス男神説をご紹介します。

■伊勢皇大神宮の引越し

『日本書紀』垂仁天皇25年春の条によると、家臣の五大夫に対して、垂仁天皇は「私の治世においても神祇を適切に祀り続けることを怠ってはならない」との勅命を下しました。

アマテラスは豊鋤入姫命から解放され、垂仁天皇の皇女・倭姫命に託されました。

ここから、アマテラスの流浪の旅が始まるのです。

【目次】

00:00 スタート
00:54 過去にもあった男神説
02:27 伊勢皇大神宮の引越し
03:20 なぜアマテラスだけが転々としたのか
04:16 大物主神はニギハヤヒ
06:18 籠神社の伝承
08:14 天皇がほぼ参拝していない伊勢神宮
09:33 藤原氏による歴史の創作
11:13 女帝即位と不比等
12:52 黒作懸佩刀
14:21 まとめ


1. アマテラスとは
2. 過去にもあった男神説
3. 天照大神は男神説
4. 伊勢皇大神宮の引越し
5. なぜアマテラスだけが転々としたのか
6. 大物主神はニギハヤヒ
7. なぜさまよったのか
8. 籠神社の伝承
9. 元伊勢とは
10. 天皇がほぼ参拝していない伊勢神宮
11. 藤原氏による歴史の創作
12. 女帝即位と不比等
13. 黒作懸佩刀
14. まとめ


日本古代史の謎を紐解き、すこしでも本来の日本建国の姿を再現できればと思い、ご紹介させていただきました

このチャンネルでは、独自の視点から見た歴史について発信しています

この動画は下記の音声読み上げソフト、画像、動画、音楽を使用しています。
・Wikipedia
・Adobe stock
・illust AC
・YouTube オーディオライブラリ
・VOICEPEAK

【参考書籍】
・『日本書紀上下』宇治谷孟 著 講談社学術文庫
・『古事記上中下』次田真幸 著 講談社学術文庫
・『記紀以前の資料による古代日本正史』原田常治 著
・『万葉集があばく 捏造された天皇・天智』渡辺康則 著 大空出版
・『埋もれた巨像』上山春平 著 岩波書店
・『消された王権・物部氏の謎』関裕二 著 PHP文庫
・『日本書紀と神社が語る天皇誕生史』崎元正教 著
・『古代史が解き明かす日本人の正体』関裕二 著 実業之日本社
・『日本書紀と神社が語る天皇誕生史』崎元正教 著

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