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この曲は、リリック(抒情的)テノールのレパートリーとして昔からドイツ系のテノール歌手によって よく歌われて来た名曲です。
私がウィーンで3年間師事した アントン・デルモータ先生もこの役をレパートリーとされていました。今回 この曲を歌うにあたり、フルトヴェングラー指揮での師の名演を改めて視聴し直して感銘を受けたところです。
ご視聴いただき ありがとうございます。
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【曲目】
W.A.モーツァルト 作曲
オペラ「ドン・ジョヴァンニ」第２幕より
恋人を慰めて ~ドン・オッターヴィオのアリア~
Wolfgang Amadeus Mozart
Don Giovanni K.527
Il mio tesoro intanto

【演奏】
・長谷川 敏 Satoshi Hasegawa (Tenor)
・園部 菜生子 Naoko Sonobe (Piano)

【収録日/場所】
10.13.2024
Libero Canto Japan

【映像】
園田 秀昭 (監修)
園部 菜生子 (制作)
葛岡 美佐男 (スタッフ)

【ストーリー】
主人公のドン・ジョヴァンニが 貴族の娘ドンナ・アンナに近寄ろうとしたところ、彼女の父親である騎士長に見つかり 決闘の末殺してしまいます。

ドンナ・アンナが恋人のドン・オッターヴィオと一緒に、父が殺された事でドン・ジョヴァンニに相談に来ます。…が、なんとあろうことか そこでドン・ジョヴァンニが真犯人である事を二人は確信ます。 ドン・オッターヴィオは、仲間たちに「自分が仇を討って帰るまで、恋人を慰めてやってほしい」と頼んで、このアリア ’Il mio tesoro intanto ~恋人を慰めて~‘ を歌うのです。これは テノール・リリック用の美しい名アリアです。

オペラのクライマックス…ドン・ジョヴァンニに殺された騎士長が石像の亡霊となってドン・ジョヴァンニの前に現れ、彼に悔い改めを要求するするも、それを拒んだドン・ジョヴァンニは地獄の底に引きずり落とされ幕となります。

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【Libero Canto】
20世紀半ばにウィーン国立音楽大学のLajos Szamosi 教授によって開発され、その息子 Edvvin Szamosi 教授によって継承され 発達されてきた歌唱法です。
この歌唱法は人間本来の持つ自然な息遣いによってトレーニングされます。声と音楽のクオリティーを追求していきます。

【Libero Canto Japan】
長谷川敏は、L.サモシとE.サモシによって認定された日本国、アジアで唯一人の継承者です。
Libero Canto Japan の名称はニューヨークの本部から2021年に正式に認可されました。

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