元出雲 ~出雲大神宮~
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 Published On May 10, 2024

亀岡市にある出雲大神宮に行ってきました😃

美しく雲がわき出る姿から名付けられたという「出雲」。
その「出雲」は、実際、どこからどこまでの地域だったのでしょうか?
この亀岡の地には、秋から冬にかけて「丹波霧」が発生し、幻想的な夜明けが迎えられると言われています。

さて、この少し北側にある「保津峡」は、オオクニヌシの妻であるミホツヒメの名前からきている、とのこと。
そして、亀岡盆地から水が出ていく場所は、この保津峡たった1か所しかないそうです。
そのため、ここがふさがってしまうと、たちまち亀岡盆地は湖になってしまうそう・・・。

実際、もともと亀岡盆地は 赤茶けた湖だったそうですが、丹波の神話伝承には、「あるとき オオクニヌシ(出雲族)が、この地にやってきて、地元の神と力を合わせ、保津峡を工事して水を逃がし、開拓した」という言い伝えがあるそうです。

一方、現在の出雲大社は、古代より「杵築大社(きずきたいしゃ、きずきのおおやしろ)」と呼ばれており、1871年(明治4年)に「出雲大社」に改称した、とのこと。

これらのことを思うと、ここ出雲大神宮が、「元出雲」というのも頷ける気がしてきます。
古代において、オオクニヌシの勢力圏「出雲」は、想像以上に広大なエリアだったのかもしれません・・・。

さて、話は変わりますが、スサノオとオオクニヌシの関係について・・・。
記紀では、オオクニヌシは、スサノオの子、または5世(あるいは6世)と記されているそうです。が・・・
古事記には、(スサノオの娘である)スセリヒメとオオクニヌシの駆け落ち話があるので、オオクニヌシは、スサノオの娘婿(義理の息子)じゃないのかなぁ・・・と、私には思えるのです。。。
国譲りが、天孫(アマテラスの孫ニニギ)に向けたものであることを考えると、
アマテラスとスサノオが同世代、
アメノオシホミミとオオクニヌシが同世代、
ニニギとコトシロヌシやタケミナカタが同世代
のように思えるのですが、いかがでしょうか・・・😅

さて、最後に、亀岡市の地質時代を・・・😅💦
亀岡は、砂岩・泥岩・チャート・石灰岩などを含む丹波帯にあるそうです。
その石灰岩からはサンゴやフズリナの化石が見つかることから、以前は 古生代ペルム紀の地層と考えられていました。
が、放散虫の化石の研究により、チャートは古生代のペルム紀と中生代の三畳紀に、まわりの泥岩はジュラ紀にできた地層だということがわかってきたそうです。
そのため、今では、石灰岩やチャートは別々の時代に別々のところでたまったものが、ジュラ紀に プレートの動きで大陸の〝へり〟に集められ、プレートが大陸の下にもぐり込むときに、砂岩や泥岩とまざったと考えられている、とのことです。

#出雲大神宮 #元出雲 #亀岡 #出雲

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